心理カウンセラーの八納慧果(さとか)です。
昨年末、「書道をまたやりたいな」と
友人夫婦に話したところ、
「今、書道、習いに行ってるんだよ〜」との返事。
「え〜!シンクロ〜!」
とトントン拍子に話が進み、
月に2回、習うことになりました。
書道は小学校の3、4年の時に教室に通い始め、
中、高、大学とずっと書道部に所属。
よく考えたら、
10年以上続けていたことになります。
こんなに続けていると
思っていなかったので、正直びっくりしました。
ただ、就職してからは距離を置いていました。
仕事に集中するため、
いい教室が近くになかった、
他のことに興味があった、など、
いろいろ理由はありますが、
長く続けてきた書道には、
思い出したくない、嫌な思い出もくっついていて、
それを感じるのが嫌だったからだと思います。
私は小学生時代、すごく無口で
書道教室でも友だちを作ることなく、
黙々とやる子でした。
先生はそんな私をよく褒めていました。
それがいつもおしゃべりをしては
怒られていた子達は面白くなかったようで、
「真面目」とか「根暗」とか私に聞こえるように、
悪口を言うのが聞こえて、泣いたこともありました。
(それくらい繊細で
傷つきやすかったんです、子供時代は、、^^;)
中高では年に数回、書道競技会に応募するのですが、
いつもとるのは「準○○賞」。
当時の私は「準=足りない」というイメージがあり、
私には本当に才能がないんだなと落ち込んでいました。
大学では、なぜか、顧問の教授の先生に
すごく気に入られました。
「書道の道に進みなさい。弟子になりなさい」
と言われて、一瞬その気になったのですが、
その期待が「怖い」と思ってしまい、
最終的にはお断りしました。
思い出すと止まらない。尽きません。
(続く)