過去と今をつなぐ(1)〜書道の再開(1)〜 20180128

 
 
心理カウンセラーの八納慧果(さとか)です。
 
 
昨年末、「書道をまたやりたいな」と
友人夫婦に話したところ、
「今、書道、習いに行ってるんだよ〜」との返事。
「え〜!シンクロ〜!」
とトントン拍子に話が進み、
月に2回、習うことになりました。
 
 
書道は小学校の3、4年の時に教室に通い始め、
中、高、大学とずっと書道部に所属。
 
 
よく考えたら、
10年以上続けていたことになります。
こんなに続けていると
思っていなかったので、正直びっくりしました。
 
 
ただ、就職してからは距離を置いていました。
 
 
仕事に集中するため、
いい教室が近くになかった、
他のことに興味があった、など、
いろいろ理由はありますが、
長く続けてきた書道には、
思い出したくない、嫌な思い出もくっついていて、
それを感じるのが嫌だったからだと思います。
 
 
私は小学生時代、すごく無口で
書道教室でも友だちを作ることなく、
黙々とやる子でした。
先生はそんな私をよく褒めていました。
それがいつもおしゃべりをしては
怒られていた子達は面白くなかったようで、
「真面目」とか「根暗」とか私に聞こえるように、
悪口を言うのが聞こえて、泣いたこともありました。
(それくらい繊細で
傷つきやすかったんです、子供時代は、、^^;)
 
 
中高では年に数回、書道競技会に応募するのですが、
いつもとるのは「準○○賞」。
当時の私は「準=足りない」というイメージがあり、
私には本当に才能がないんだなと落ち込んでいました。
 
 
大学では、なぜか、顧問の教授の先生に
すごく気に入られました。
 
「書道の道に進みなさい。弟子になりなさい」
と言われて、一瞬その気になったのですが、
その期待が「怖い」と思ってしまい、
最終的にはお断りしました。
 
 
思い出すと止まらない。尽きません。
 
(続く)